ESTA (米ビザ免除プログラム)　

　　　日本人は、米国の国土安全保障省（DHS）が定めたビザ免除プログラム（VWP）に基づき、「90日以内の短期商用や観光」目的でアメリカへ旅行する場合はビザが免除されます。

　　ただし、渡航72時間前までにESTA（電子渡航認証システム）を申請する必要があります。
この申請書の中に「犯罪歴」の有無を問う項目があり、「有」の場合はその内容を簡単に記述する箇所があります。

　　　

　　　そのため、軽微な犯罪でも略式起訴があったりすると、少し不安になる人がいます。そのような場合はビザを申請するのが無難です。 ビザの申請には、起訴状と略式命令、戸籍を英語に翻訳して提出する必要がありますが、書類がきちんとしていれば、面接を経て許可の出るケースが多いようです。

　　　これまでに依頼された案件のうち、許可と不許可はほぼ同数で、「過失による交通事故」などは許可が下り易いです。不許可のケースは、過去の道義的な重罪によるもの、政治的理由からと思われるものでした。お客様の希望が叶えられないのは本当に残念で申訳ないのですが、時間の経過を待つのも一つの方法かもしれません。