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Hindsight is (always) 20/20

数字が特別な意味を持つことはどの言語にもありますが、古今東西「7」がよく使われているようです。
たとえば:

Seven Seas (7つの海)
Seven Wonders of the ancient world(世界の7不思議)
“Snow White and the Seven Dwarfs” (白雪姫と七人の小人たち)
The seven-day story of creation (創世記第1章、天地創造)
The Seven Sages of ancient Greece (古代ギリシャの七賢人)
竹林の七賢人(3世紀の中国・三国時代)
七つの丘の上に築かれたローマ、七つの大罪(中世のキリスト教)、七福神、七転八倒、七面倒くさい、色白は七難隠す、無くて七癖

さて本題です。 「ABCニューズシャワー」というTV番組で ‘Hindsight is 20/20’という表現がありました。

  • Atlanta’s mayor admits that the city could have staggered the way residents were sent home. Hindsight, of course, 20/20.
    (帰宅時間をずらす措置もとれたと市長も認める。後知恵でしかないが)

20/20 vision*は正常な視力(日本での視力1.0)のことです。
これは欧米で用いられている方式で、分数視力(fractional visual acuity)というそうです。  
            *20フィート離れた1/3インチ径の文字を識別できる視力

  • The phrase ‘hindsight is 20/20’ is a reference to looking back on your past mistakes. If you look back on your past with 20/20 vision, you can see things more clearly and more subjectively than when they were actually taking place.
    (後になれば冷静に物事を判断できるが、渦中にいるときは良く見えなくて、冷静になれない)

こんな風にも使われています。

  • Jim: “Dad, why did you let me quit my job without interceding?”
    (ジム:どうして僕が仕事辞めると言ったとき、とめてくれなかったの? )
    Dad: “Hindsight is 20/20, son, learn from your mistakes.
    (父:その時は分からなかったからね。間違って初めて分かるのさ)
  • ’Hindsight is always twenty-twenty.’ (後からは何とでも言える。)  Billy Wilder.

「後悔先に立たず」とか「下衆 (げす)の後知恵」といった意味ですね。

‘It is easy to be wise after the event.’ 名言ですね。

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